今週のどうでもいい特集
カピバラとお風呂の深い関係。気になるのは、あのくつろぎ方。
温泉の写真を見るたび思うこと。あんな顔で湯に浸かれたら、さぞ気持ちがいいだろうな。

そもそも、カピバラは水が得意
カピバラは世界最大のげっ歯類として知られ、南アメリカの水辺に暮らす。草を食べ、群れで過ごし、危険を感じると水中へ逃げる。水泳が得意なのは、温泉でくつろぐために進化したからではなく、水と切り離せない生活をしているからだ。
日本で有名になった「お湯につかるカピバラ」は、その水好きという特徴と、日本の冬の風景が出会った姿だ。温泉に人間のように長時間浸かって見えることがあっても、入浴習慣を人間と同じように理解しているわけではない。
そもそも、お風呂に浸かった写真で有名だからといって、カピバラは全部いつも温泉にいるわけではない。そこは一応、覚えておきたい。
日本のカピバラ露天風呂は、どこから広まった?
カピバラの露天風呂でよく知られるのが、静岡県の伊豆シャボテン動物公園。冬にカピバラがお湯に入る展示を続けてきたことで知られ、現在の「冬のカピバラといえばお風呂」というイメージにも大きく関わっている。
ただし、開催期間や見学方法は年によって変わる。訪問するなら公式の案内を調べたい。動物の体調や天候によって見られない日があることも、不思議ではない。
写真だけなら一年中見られるけれど、現地では湯気や音、カピバラが動いたときの間合いまである。同じ光景でも、ライブで見るとずいぶん違うはずだ。
何より気になるのは、湯上がりのこと
湯船で目を細めている写真はよく見る。しかし、見終えたあとにちょっと気になる。上がったら寒くないのだろうか。毛は乾くのだろうか。湯船から出たあとのカピバラは何をするのだろうか。
カピバラの体毛は密集したふわふわの毛皮とは違い、水に濡れた姿には独特の質感がある。入浴中の顔だけではなく、歩き出したときの背中や足元を見ると、また別の動物のように見える。
どうしても温泉写真だけを見てしまうけれど、水から上がって普通に歩いている時間も含めてカピバラだ。のんびりした顔に気を取られすぎて、本人の通常営業を見逃してしまう。
お風呂グッズにすると、なぜこんなに似合う
湯船から顔を出したカピバラの姿は、グッズにもなりやすい。頭の輪郭だけで伝わるし、バスタイム用品ならモチーフとの相性もいい。食器や茶こしにカピバラがいると、使うたびにあの温泉写真が浮かぶ。
もちろん、熱いお湯に使えるか、食器として安全か、という話はデザインとは別。用途や耐熱温度は販売ページに書かれた仕様を確認したい。
お湯の中では何も考えていなさそうなカピバラが、茶こしになると毎日働いている。その配置転換だけでも、けっこう面白い。



